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登場河川紹介

富山河川擬人化について

このシリーズは富山を流れる河川を擬人化した掌編小説をまとめております。
始まりも終わりもなく、ただの日常を思いついた時に思いついたまま追加していく形になります。

富山弁は誠意勉強中なのでおかしいところが多々ありますがご容赦ください。
富山言葉をご指南くださる方がいらっしゃいましたら助けていただけると嬉しいです。

 

 

登場河川

神通さん(じんづうさん)

神通川の人。富山県を代表する一級河川。

長身猫背で細身の青年。外見年齢は18~20くらい。真面目で頑固。お勉強は一応できる。
昔、死に直面するくらいの病にかかった経験があり、またそのせいで多くの人を犠牲にしてしまったことがトラウマになっている。そのため以前は明るくて素直だったようですが今ではすっかりダウナー系。病んでる系ツンデレ。ちょこっとオタク。
鮎漁解禁の時期だけは別人のようにテンションが上がる。
口数は少ない。もちろん富山弁でしゃべる。

 

松川さん(まつかわさん)

松川の人。神通さんの小さいお兄ちゃん。かつての神通川本流。都市計画等色々な事情でちっちゃい支流になった。

ちっちゃくてちゃきちゃきした少年。外見年齢16歳前後。
神通さんと同じく真面目で頑固だが人当たりがよく客商売が得意。お勉強よりも知恵袋的な頭の良さを持っている。
昔はやんちゃしてたようだが今ではすっかり丸くなっている。
桜の時期になると忙しい。
周りがみんなボケ役だらけなのでひとり果敢にツッコミ役をがんばるけなげな人でもある。富山弁でがんがんおしゃべりしまくる。

 

岩瀬さん(いわせさん)

富岩運河の人。資材運搬のために作られたはずが工業の廃退で本来の役割を見失ってしまった人口河川。

外見年齢16歳前後のお人形さんみたいな女の子。ほわほわしたちょっと天然入った、スタバが好きなおされさん(田舎基準)。
他の河川さんたちよりもずっと幼いので、みんなに妹のように可愛がられている。
神通さんが好きで、一生懸命アプローチをしているがなかなかつれない……と思っているのは本人だけ。
イベント事が大好きで何かと企画してがんばっているがんばりやさん。
唯一標準語でやわやわとおしゃべりします。

 

庄川さん(しょうがわさん)

庄川の人。富山県西部を流れる雄大な川。

神通さんに負けず劣らず長身細身の青年。外見年齢20代半ばくらい。カンカン帽と着流し姿がトレードマーク。
時々ふらぁっとやってきては市内河川組をからかって遊んでぶらっと帰っていく。普段は気のいいお兄ちゃん。しかし鮎漁解禁の時期には神通さん以上に燃え滾る。
しゃべる富山弁は西部の方の言葉(若干ちがうようです)

 

ジョー/常願寺さん(じょうがんじさん)

常願寺川の人。越中四大河川のひとつ。急流なのが特徴。

神通さん・庄川さんほど背が高くないのが悔しい青年。外見年齢16~18くらい。気が短くて早い。頭はあんまりよくないやんちゃ系。手先は器用だが性格が不器用なちょっとかわいそうなポジションの人。
自分の名前がいかついので「ジョーと呼んでくれ」とか言っちゃう程度に頭もかわいそう(そして決まって神通さんに「ジョー・ガンジー乙」と言われちゃう)。
しゃべり方も早いので、富山弁でまくしたてられると岩瀬さんがわかんなくて困っちゃって泣いちゃうっていうのもよくあるパターン。

 

小矢部さん(おやべさん)

小矢部川の人。富山七大河川のひとつ、名前の通り小矢部市を通る川。ちょこっとだけ石川も流れている。

黒髪ロングのストレートに少しきつめの瞳、陶器のような白い肌、とまさに大和撫子的日本美人。が、お洋服の趣味がメルヘンなのでとてもちぐはぐ。
しっかり者で姐御肌。岩瀬の良い姉貴分。よく高岡古城公園を庄川とデートしている。
庄川とは昔夫婦だった時期があるが、今はよきパートナー。

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